いよいよ本番、口座開設、取引開始

信用取引のリスクを抑えるための基本的なポイントを知ろう

証券会社の審査をパスし信用取引口座を開設できたらいよいよ本番開始というわけですが、信用取引においては手持ち資金以上の損失が発生する可能性があるということを留意しておきましょう。たとえば30万円の手持ち資金で100万円の株券を購入したとします。その100万円の株が一気に大暴落してしまい50万円まで落ちてしまった場合、30万円の手持ち資金が全て消失するばかりか負債を背負うことになります。このように信用取引においては現物取引よりも高度なリスク管理が求められます。レバレッジ倍率を常に最大にして無謀な売買を繰り返したらあっという間に市場からの退場を余儀なくされるため、最初のうちは低レバレッジでの取引に留めておくことが大切です。
信用取引には現物取引には存在しないコストがあります。信用買いにおける金利、信用売りにおける貸し株料、株数が少ないときに空売りした際に徴収される逆日歩などが信用取引特有のコストです。
レバレッジトレードによる大きな損失可能性と特有のコスト。このふたつが信用取引における基本的なリスクであり、常に留意することが求められます。

空売りのリスクをしっかり認識しておこう

現物取引にはない信用取引特有の取引手法が空売りです。空売りとは、証券会社から借りた株を時価で購入し、期限となる180日後までに買い戻す取引のことです。株価が下がれば利益が出るわけですが、上がれば損失となります。つまり理論上の損失リスクは無限大。何故なら株価に下限(0円)はあっても上限は無いからです。
買いは家まで売りは命までという相場格言は有名です。空売りは下落局面においても利益が出せることが魅力のトレード手法ですが、どこまでも損失が膨らむリスクがあるということをしっかり理解しておきましょう。
空売りは理論上損失が無限というリスクの他に、様々な規制を受けやすいというリスクがあります。たとえば裸短期売りの禁止や価格規制、大量空売り時における報告義務などがこれに該当します。
このように空売りは便利ですが諸刃の剣でもあるため、信用取引に十分慣れてから徐々に利用することが賢明です。

信用取引の手数料は株の売買手数料のことです。現物株取引と比べてかなり安かったり無料にしている証券会社もあります。